私たちは、フランスに本部を持つ“ヌヴェール愛徳修道会”の日本地区です。
私たちは、貧しくされた人々と共に生きる修道会です。
社会の中で疎外された人々への奉仕を通し、神の深い哀れみと愛を示すことを使命としています。
【修道会からのお知らせ】
【ベルナデッタの集い】
★東京の目黒修道院:
・11月30日、土曜日:
13時30分より下記があります。
「信徒のシノダリティーとは」
オノレ師:ミサあり
いつでもご自由にお問い合わせください。
皆様、まだまだ夏の暑さのしずくが続くこの頃ですが、確実な秋の足音にほっとしていることと思います。でも、気候の変化に体調を崩さないように注意してまいりましょう!
世界は相変わらず終わることのない戦禍に混沌としていますが、個人としてはしっかり平和を願う日々の生活を過ごしてまいりましょう!
私たち一人一人は大海の一滴の水ですが
大海も一滴の水からできているのですから。(マザーテレサ)
一人一人が大切な存在なのです❣
マリアに願う祈りは必ず主は叶えてくださると信じて歩みましょう!
修道院の門はいつも開いています
今日も神様からの恵みは届いています。
この私に・・・・・。
修道院の門は開いています。事前に連絡下されば来院を歓迎いたします。
私達の修道会は今年で、日本地区創設100周年を迎えました。
「姉妹たちよ、あなたたちは、素朴な、普通の、常に変わらない生活、他の人といかなる相違も区別もなく、すべての人とともに生きる生活をしなければなりません」という創設者ドゥラヴェンヌの言葉を日本で生きるミッションを得て、100年前に、7人の姉妹が来日しました。
姉妹たちがどのような思いで使命を果たしてきたのか・・・その思いと共に、写真で歴史を振り返ります。
1921年3月25日、フランスのマルセイユから出港した7人のシスター。“種をまく人”として、未知の国、日本へ。
5月8日に神戸港に到着しました。
最初は、大阪の玉造教会で間借りの生活。そこで、日本語の勉強を始めるとともに、日本人に、フランス語、刺繍、ピアノ、絵画などのレッスンを始めました。
日本人女性の修道者も誕生。4名の初誓願式が、フランスで行われました。これはモンペリエに到着した4名です。
来日した姉妹は喜びにあふれたものでしたが、実際の暮らしは貧しく、「食べるものがありません」という言葉がたびたび修道院の日記に記録されています。
1939年に3人の姉妹が相次いで天に召され、修道会は受難と悲しみの日々でもありました。
戦後、修道姉妹の数も徐々に増えていきます。
これは、1959年、京都の伏見教会で最初の着衣式の様子。
1968年、京都九条の希望の家で、奉仕活動が始まりました。
学童保育や、独居の高齢者のお世話などを行いました。
修道院を小さな共同体にわけ、地域の人とより近くに生きる試みも始まりました。
これは荒川修道院での活動。地域の人の相談にのっています。
1995年1月の阪神淡路大震災の発生時には、奉仕活動も。
特に情報の少ない外国人被災者のための情報提供活動に協力。
炊き出しなども行いました。
上段上:メール・マリー・クロチルド・リュチニエ
上段右:メール・グザビエ・デルマス
中段左:メール・アンリー・ラマドン
中段中:メール・シャール・ベルトラン
中段右:メール・スタ二スラス・マリー・グルマン
下段左:メール・アニエス・クスチエ
下段右:メール・サンチーブ・ドゥ・コルビオン
1921年5月24日に、ヌヴェール愛徳及びキリスト教的教育修道会 大阪玉造修道院創設。
ここからミッションの第一歩が始まりました。
小野よし(Sr.ベルナデッタ) 佐藤よしみ(Sr.グザビエ)
稲田ミオ(Sr.アニュス) 百岡キミ(Sr.テレーズ)
日本における英語教育の重要性から、フランス語ではなく英語を話せる姉妹の派遣が必要とされ、1939年にイギリス人メール・マリー・ノエル・グレゴリーが来日。しかしその2年後に太平洋戦争が勃発。日本の敵国であったイギリス出身という理由で、姉妹は長崎の収容所に送られます。そこで原爆にあい、戦後、イギリスへ帰国しました。『ヌヴェールの修道女 日本で囚われた聖ベルナデッタの姉妹 原爆で解放』という自叙伝も出版しました。
1958年 ルルドに聖母ご出現100年祭り(香里)
より貧しい国へ!日本からアジアへ、とミッションが広がりました。カンボジアを視察、タイ難民キャンプでの奉仕も行いました。
のちには、アフリカにも日本の姉妹の活動の場を広げていきます。
西浦町修道院。
腹話術で慰問活動なども行いました。
2011年3月の東日本大震災では、東京教区のCTVCグループの要請を受け、仮設住宅に住む被災者を訪問するなど、支援活動を行いました。
【巡礼案内】
【ヌヴェール愛徳修道会日本地区】
京都府伏見区深草田谷町3
TEL 075-642-6279
neversbernadette@yahoo.co.jp
写真の出典・著作権はフランス本部HPと日本地区にあります